八女美緑園製茶の八女茶は、八女茶の特徴である「味の濃厚さ」「うまみの強さ」を最大限に引き出し、お客様に感動を与えるほどの品質に自信を持っています。
2014年には、50年以上にわたる経験と研究の成果が実を結び、全国茶品評会において最高位である農林水産大臣賞を受賞しました。これから先も皆様に喜んでいただけるお茶作りに邁進してまいります。
八女美緑園製茶では、八女茶の栽培から製造・販売まで一貫して自社で行っています。有機質に富んだ土壌づくりから安全に最大限気を配った栽培管理、衛生的で近代的な製茶機を駆使するなど、味だけでなく安心・安全にも徹底してこだわっています。
2016年には抹茶工場と煎茶工場の両方で、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられるJGAP(Japan Good Agricultural Practice)認証を取得しました。2017年にはASIAGAP(Asia Good Agricultural Practice)へ移行し、持続的な農業経営の確立に取り組んでいます。
八女地方の寒暖の差が激しい気候と、土は古成層の土壌が多く、その土に含まれるミネラル分が相まって、八女の茶葉は柔らかく野菜のようだと言われます。
そのように柔らかい茶葉で製茶すると、強烈なうまみとコクのあるお茶に仕上がり、味が強すぎると言われることもあります。また朝霧の発生しやすい土地柄が多く、茶園がある山の斜面を霧が覆い、太陽光を適度に遮ることで、お茶のうまみ成分であるアミノ酸類の生成を促進し、古くから玉露はもとより煎茶もうまみが強いことで、八女茶は高級茶として名声を博しています。